16日に急性心不全のため63歳で死去した歌手西城秀樹さんの通夜が25日、東京・港区の青山葬儀所で営まれた。

 弔問客の1人、歌手の山本リンダ(67)は、報道陣の囲み取材で、西城さんが、最初の脳梗塞で倒れた後から、水分を取ることの大切さを感じていたことを明かした。

 山本は「1回目に倒れられた後に、2人だけでラジオ番組で1時間話すときがあったんです。まだペットボトルの水がそれほど売れていないころだったんですが『水が大事だよ、いい水を飲みなよ』と言われて、それから今まで、私はずっと秀樹さんから勧められた水を飲み続けていたんです」と明かした。

 西城さんは、2003年(平15)6月21日に初めて脳梗塞で倒れたのは、ディナーショーのために訪れていた韓国のサウナだった。

 また、山本は「(西城さんは)私の少し後輩でしたが、本当に尊敬する方でした。(70年代は)1週間に何度も音楽番組で共演していましたが、1つ1つの仕事を大切にされている姿が印象的でした。早く、早く、また生まれ変わってきてほしいです」と、しのんでいた。