嵐の二宮和也(34)が主演するTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」(日曜午後9時)の第6回が27日に放送され、平均視聴率が13・0%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は13・7%、第2回は12・4%、第3回は12・1%、第4回は13・1%、第5回は13・4%だった。

 同ドラマの主題歌は、小田和正(70)が歌う「この道を」。小田が同局日曜劇場の主題歌を担当するのは、10年「獣医ドリトル」以来2回目となる。これまで数多くのドラマ主題歌を歌い、今回で15作品目となった。

 小田は「依頼を受けた段階で、音楽的にはこういう風にしようと決めていましたが、制作されている皆さんの番組に対する強い思いを伝えられていたので、曲ができた時点で、これにどんな言葉を載せるべきかと随分迷いました」という。ただ「でも、いただいた資料を何度も読み返すうちに、番組に携わる人たちが主題曲に求めているものと、自分が歌いたいことはきっと同じ線上にあると確信して出来ました。ドラマが書かせてくれた曲です」と制作過程を明かしている。

 第6回は、二宮演じる主人公の天才医師、渡海の母、春江が東城大医学部付属病院に搬送されるところから物語がスタートした。外科准教授の黒崎による緊急手術で腫瘍は取り除かれ、危機を脱したが、術後の検査で一部見落としがあり、腫瘍がまだ残っていたことが判明。渡海はこれを、医療過誤と責め、佐伯教授が再度執刀する案をはねつけたばかりか、和解金を要求するという衝撃の展開だった。