嵐の二宮和也(34)が主演するTBS系連続ドラマ「ブラックペアン」(日曜午後9時)の第8回が10日に放送され、平均視聴率が過去最高の16・6%(関東地区)を記録したことが11日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回は13・7%、第2回は12・4%、第3回は12・1%、第4回は13・1%、第5回は13・4%、第6回は13・0%、第7回は13・0%だった。

 今回は、国産の手術支援ロボット「カエサル」の治験が最終段階に入り、外科学会理事会でお披露目をすることになったところから始まった。これまで治験でケースを重ねてきた東城大を差し置いて、帝華大主導でお披露目の手術をしたいという西崎教授(市川猿之助)。東城大に何のメリットもないと判断した佐伯教授(内野聖陽)は、西崎が執刀医となることを提案、東城大と帝華大の合同チームが誕生する。

 その合同チームに参加するのは、渡海(二宮和也)高階(小泉孝太郎)世良(竹内涼真)の3人。勢い込んで東城大に乗り込んだ帝華大のスタッフだったが、手術のシミュレーションを仕切る渡海の姿に圧倒された。一方で、佐伯が大学を不在にすることが増えたと学内で話題になり、いぶかしがる世良に渡海は、後を付けてみるようにけしかけるという展開だった。