関西の名物パーソナリティー浜村淳(83)が11日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で、「四代目桂春団治 浜村淳 二人会~色は匂えど~」の公演を行った。

 同公演は、浜村が仕事を通じて交流のあった、4代目桂春団治(69)に声をかけて実現した。

 浜村は、舞台に上がり開口一番「風邪をひいて声は悪いが、顔で許して」と言うと、会場からは笑いが起きた。自身の出演している健康番組をネタに、認知症を面白おかしく紹介。観客は笑いとともに相づちを打ちながら、軽快なトークに聞き入った。

 終盤には、春団治との対談も。映画通の浜村は、初代春団治を題材にした映画について説明。当代の4代目は、そのあまりの知識の深さに「よう知ってはるわ。見てきたように話す」と感嘆の声を漏らし、2人の掛け合いに、会場も盛り上がった。