元NHKの有働由美子アナウンサー(49)が15日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ!」(月~金曜午後1時)に生出演した。有働アナの民放ラジオの出演は、3月31日付けでNHK退局後、初めて。有働アナは番組の中で、4月からフリーになり、NHKを退局して良かったのかという悪夢を見ていたこと、さらに「自由に戸惑う」と明かした。

 有働アナは番組冒頭で「つきものが落ちたと言うと怒られるな。辞めて1カ月くらい…本当に辞めて良かったのかと悪夢を見ましたが卒業しました」と、NHK退局後も、自らの選択が正しかったのか、悩んでいたと吐露した。

 腰痛で自宅から電話で出演したパーソナリティーの大竹まこと(69)から、フリーに転身した際の注意事項として「仕事のし過ぎ。(NHKにいたころは)決まった給料でやっていたわけだ。でも稼げるから」と、組織の枠を出て不安になっていても、大丈夫だと言われると「保育園からNHKまで、どこかに所属していた。自由に戸惑う。朝1時間、歴史の勉強の時間…など自分を縛っている。自分の価値観じゃなく、人の評価を得ることを考えている」と複雑な心情を吐露した。

 大竹から「何、やったっていいじゃん。喫茶店でウェイトレスやったって。年食っているけど」と突っ込まれると「それって、私のこと? 若い子につけないサービスもつけますよ」と切り返した。大竹から「何だって生きていけるんだからさ」と言われると、笑った。