米女優スーザン・サランドン(71)が、24日に英エガムで開催されたポロのロイヤル・ウィンザー・カップでエリザベス女王に自らあいさつする姿が目撃されて物議を醸している。

 英王室ではお付きの人が女王に紹介するまでは、ゲストは話しかけないことが慣習になっており、自らあいさつに行って握手を求める行為はおきて破りとされている。

 しかし、米FOXニュースなどによると、女王はサランドンの驚きの行動にも驚いたり、不快な様子を見せることなく、笑顔で握手に応じたという。

 一方で、女王の隣の席に座っていたフィリップ王配は、サランドンが女優だとは気付いていなかったようで、けげんそうな表情だったと伝えている。ヘンリー王子が女優だったメーガン妃と結婚して以来、王室には新しい風が吹いていると言われており、そんなムードが女王の態度にも変化をもたらせたのかもしれない。(ロサンゼルス=千歳香奈子)