落語家桂米団治(59)が16日、大阪市内で毎夏恒例の独演会を開催した。故桂米朝の長男で、今年襲名10年を迎える米団治は、上方落語四天王の1人と呼ばれ、15年に亡くなった米朝との思い出も話し「時代は変わっていくわけですね」と心意気を新たにした。

 この日は「京の茶漬」「たちぎれ線香」「阿弥陀池」の3席披露。「早くから完売で」と感謝し、観客を楽しませた。