女性デュオの「かわたり京子&シュガー」が20日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞社を訪れ、4日に発売した新曲「嫁と姑のバトル」をPRした。

 かわたり演じるしゅうとめとシュガー演じる嫁が言いたい放題の掛け合いを繰り広げるコミカルな楽曲。それぞれソロ活動をしてきた2人が今回初めてデュオを結成し、息の合ったところを披露している。

 「(実生活で)しゅうとめになったことはないんですが…」と苦笑するかわたりは「意地悪な感じを出したいと思って歌ってます」。同じく「嫁に行ったこともないんですが」と笑うシュガーは「あっけらかんと言い返せるようなイメージを作りました」。

 歌の冒頭からしゅうとめが「何言うてんの…あんたの料理は塩辛い」と嫌みを言うが、嫁は「体に悪いと思うほど醤油(しょうゆ)かけるのだれやのん?」と言い返す。互いに不満をぶつけ合う展開だが、険悪な雰囲気はなく、むしろ言いたいことを言い合えるオープンな関係が伝わってくる。全編大阪弁。最後は亭主のせいにして、仲直りするオチも面白い。

 かわたりは「バトルと聞いて、歌ができるまではどんな感じになるのか不安はあったんですが、せりふの掛け合いでは、みなさんに笑っていただいてます」と周囲の反応に手ごたえを感じている。シュガーは「普段はR&Bなどを歌っているんですが、全体的におとなしめにしてます」と嫁を演じる際の心構えを明かした。

 かわたりはかっぽう着、シュガーはエプロン。この曲の必須アイテムを携えた2人は今後、カラオケ店などを中心にキャンペーン活動を行っていく。