英国のヘンリー王子と結婚したメーガン妃(36)が、再び家族のトラブルに見舞われた。

 結婚式直前には父トーマス・マークル氏がパパラッチと組んで写真を捏造(ねつぞう)するなどして世間を騒がせたが、今度は異母兄トーマス・マークル・ジュニア氏の婚約者が20日に逮捕されていたことが明らかになった。米Usウィークリー誌によると、マークル・ジュニア氏と米オレゴン州の自宅で激しい口論となった婚約者のダーレーン・ブロウント容疑者が、駆け付けた警察官に暴行容疑で逮捕されたと言う。保釈金を支払い、すでに釈放されているという。

 2人が警察沙汰を起こしたのはこれが初めてではなく、昨年の大みそかにも2人は自宅でけんかとなり、酔っぱらっていたマークル・ジュニア氏がブロウント容疑者の顔を殴って逮捕されている。その際には、メーガンがヘンリー王子と婚約したことで自分たち家族が世間の注目を集めてしまったことがプレッシャーとなっているとコメントしていた。

 メーガン妃は家族の問題について頭を悩ませており、特に父親がマスコミのインタビューを受けることを辞めさせたいが、直接連絡とって会話の内容をリークされることを恐れており、コミュニケーションすら取れない状況にいるという。また立場上、自らこの状況を釈明することも許されないことにストレスを感じていると米メディアは伝えている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)