明石家さんま(63)が、不正判定などの疑惑が浮上している日本ボクシング連盟の山根明会長(78)の言動やキャラクターに驚き、「これは負けた」と白旗をあげた。

 さんまは4日放送のラジオ番組「ヤングタウン土曜日」で、3日放送の日本テレビ系「スッキリ」に生中継で出演して疑惑について釈明した山根会長に言及。「『近畿地方出身で頭おかしい人No・1』によう僕を選んでくれるけど、今回、山根会長に抜かれましたんで。山根会長が1位ですわ。抜かれました。もう、そういうキャラ的に。『ここへ来て、こう言うか』ってすごい人だって、改めて、違う意味で」と“王座”を譲り渡した。

 さんまはほかにも過去に騒動を起こすなどして話題になった近畿地方出身をあげ、「記者会見を大爆笑に巻き込んだ。これは負けたって思って。今のところ俺、100勝くらいしてるんですけど、4敗くらいしてるんですよ。みんな負け知らずとか言うてくれんねんけど、4敗くらいしてるんですよ、その面白さとか。10敗はしてるかな。100勝10敗くらいして今このポジションにいさせていただいてるっていうくらいで、やっぱり一発モンには敵わないですね。あらためてああいう人を見ると『アカン、頑張らなアカン』って。やっぱ面白い人っていっぱいいる」と語った。