米女優ユマ・サーマン(48)の長女マヤ・ホーク(20)が、クエンティン・タランティーノ監督の新作映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」に出演していることが明らかになった。

同作は俳優レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットが共演することで話題の作品で、1969年にロサンゼルスを舞台にハリウッドで実際に起きたカルト集団の教祖チャールズ・マンソンによる女優シャロン・テート殺害事件を題材にしたもの。サーマンと元夫の俳優イーサン・ホークスとの間に生まれたマヤの役どころなど詳細は明らかにされていない。

サーマンはタランティーノ監督の代表作「キル・ビル」や「パルプフィクション」に出演し、私生活での仲の良さも有名だったが、映画「キル・ビル Vol2」(04年)の撮影中に苦手な車の運転を強制的にやらされ、事故を起こして大けがをしたと今年2月に告白して世間を驚かせた。その後は「25年も付き合ってきた人を嫌いになるわけではない。許す能力はある」と語り、依然として親交が深いことを明かしていたが、娘の起用は大きなサプライズとして伝えられている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)