公開中の映画「検察側の罪人」で初共演した木村拓哉(45)二宮和也(35)が1日、TBS系「王様のブランチ」(土曜午前9時30分)に2人そろってVTR出演し、木村から、まさかの「引退宣言」が飛び出した。

ようやく実現した共演について、木村は「(映画を)見ていただければ分かると思うんですけど、頼りになる共演者。(共演)できてよかった」とあらためて喜びをかみしめた。

二宮は、共演が実現した喜びを独特の例えで表現した。「僕は本当に(木村を)ずーっと見て育った世代。本人は嫌がるけど、僕は平成の大スターだと思っているから。『(平成の)元年から30年まで同じポジションで走り続けたやつを誰か挙げてみろよ』と言われたら、絶対に出てくる人で、いわゆる石原裕次郎さんみたいな昭和の大スターとオレはまったく同じ印象」と話した。さらに「(自分は)本当に運がいい。だって木村君の映画人生の中に、自分が入っているんだよ。すごいことなんですよ、これって」と続けた。

これに対して木村が「今のニノ(=二宮)の話を聞いたりすると、元号が変わると共に、自分は引退しようかなと…」と神妙な顔で応じると、二宮が大あわて。「それを言っちゃうと、オレのせいになっちゃうから。(世の中が)すごいことになるから」とまくしたてると、木村がいたずらっぽく笑いながら「冗談ですけど」と言って話をまとめた。インタビュアーのLiLiCo(47)も、このやりとりを見て思わず笑っていた。