石原さとみ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「高嶺の花」(水曜午後10時)の第9話視聴率が、9・9%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は、11・1%、第2話は9・6%、第3話は8・2%、第4話9・2%、第5話8・2%、第6話7・8%、第7話は9・9%、第8話は9・3%だった。

同作は野島伸司氏脚本の純愛エンターテインメント。石原は華道の名門「月島流」本家に生まれ家柄、美貌、そして実力の全てを持ち合わせた月島ももを演じる。全く別の世界に生きてきた、平凡な商店街の自転車屋店主風間直人を演じるのは、銀杏BOYZの峯田和伸(40)だ。

月島流家元の月島市松を小日向文世(64)、市松の妻でももとは血のつながらない母月島ルリ子を戸田菜穂(44)、ももの異母妹のななを芳根京子(21)が演じる。また、新興流派「宇都宮龍彗会」を率いるイケメン華道家の宇都宮龍一を、千葉雄大(29)が演じる。

第9話は、月島流次期家元を決める「俎上(そじょう)」でななはももに勝ったが、実力で勝ったと思えず、市松に理由を聞く。そこで明かされたのは、ももが市松の実子ではないということだった。

そんな中、兵馬(大貫勇輔)と龍一で、京都神宮流でも次期家元を決める「俎上」が行われる。秘密裏に過半数の票を集めていた龍一だが、月島から市松ではなく、ももとななが出席したことで、票読みができなくなる。

一方、直人は千秋(香里奈)との交流を深めていく。直人の人柄に千秋が引かれ始めていた。

ももは龍一から自らの出生の秘密を聞かされる。家元を決めるあの「俎上」が実子ななを家元にしたい市松の思惑を含んだ出来レースだったことに直面し、激しく動揺する、という内容だった。