俳優の徳重聡(40)がTBS系ドラマ「下町ロケット」(10月スタート、日曜午後9時)に、会社の運命を左右する孤高のエンジニア役として出演することが13日、分かった。

演じるのは、物語の舞台となる佃製作所のエンジニア・軽部真樹男。新規事業として参入するトランスミッション開発に心血を注ぐが、ぶっきらぼうでドライな性格。たびたび周りと衝突するが、その裏には秘めた思いもあった。

徳重は00年の新人発掘オーディション「21世紀の石原裕次郎を探せ!」で応募5万2005人からグランプリに選ばれた。04年にテレビ朝日系ドラマ「西部警察スペシャル」で俳優デビュー後、数々の作品に出演してきた。同ドラマには、所属事務所の先輩神田正輝(67)も出演する。2人が共演するのは同局ドラマでは初めてとなる。

徳重は「佃製作所の一員になることができ、本当にうれしく思っております」。自身の役について「撮影現場のピリピリとした緊張感はすさまじいものですが、とても楽しい毎日です。熱いメンバーの中で、ひとり冷めている軽部ですが、私自身はとても熱い思いで演じております」と意気込みを語った。