NHK連続テレビ小説「はね駒」で樹木希林さんと共演した斉藤由貴(52)が、訃報を受けて思い出をつづった。

斉藤は書面で「リハーサルの日、希林さんは、アンティークの上着を着ておられ、その上着の背中に大きなまあるいシミがあったので、『希林さん、背中にシミが』と問うと、『そうなの、丸くておもしろいでしょう』と希林さんは答えられました。それからずっと、希林さんの生きざまは、どうしようもなく、憧れでした。決して達し得ぬ、唯一無二の人。美しく、りりしく、静謐(せいひつ)な風に吹かれ、生きた人。今も変わらず、憧れです」とコメントした。