15日に放送された波瑠(27)主演の日本テレビ系連続ドラマ「サバイバル・ウェディング」(土曜午後10時)の第9話視聴率が8・0%(関東地区)だったことが18日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回視聴率は10・4%、第2話は10・8%と連続2桁だったが、第3話は7・6%、第4話は7・8%、第5、6話はともに9・1%、第7話は9・7%。第8話は7・4%だった。

同作は、作家大橋弘祐氏の小説「SURVIVAL WEDDING」を原作に映像化した痛快ラブコメディー。波瑠演じる主人公黒木さやかは、勤務していた出版社を寿退社した日に婚約破棄されてしまう。そんな彼女を「半年以内に結婚しないとクビ!」のむちゃな条件で復職させたのが、伊勢谷友介(42)演じる人気雑誌の毒舌でナルシシストな敏腕編集長宇佐美博人だった。

さやかが仕事で出会う年下イケメン王子柏木祐一を吉沢亮(24)。さやかに浮気がばれて逆ギレした末に、婚約破棄を言い渡す恋人商社マン石橋和也を風間俊介(35)が演じる。

第9話は、クビがかかった婚活コラム終了前日、さやかは祐一から指輪を渡され、「一緒にインドに来てほしい」と告白される。プロポーズに舞い上がるが、インドで起業するという祐一の考えに驚き、インドに永住することにさやかの心は揺れる。

「riz」の海外進出が決まった上に、さやかの結婚話も聞けたことで宇佐美編集長はご満悦。編集部のメンバーも喜ぶが、さやかはインド永住以外にも引っかかることがあり、結婚に素直に向き合えなかった。

祐一の退社、企業、結婚に全て反対する祐一の父・惣一(生瀬勝久)から仕事への未練を指摘され、母・美恵子(財前直見)からも婚活コラムがおもしろかった言われ、さやかはあらためて自分が仕事を楽しんでいたことに気付く。そんな中、週刊誌時代の上司・原田(矢柴俊博)が婚活コラムの書籍化をさやかに提案する。そして、宇佐美の思いがけない本音を聞く。

このまま結婚していいのか悩むさやかは、和也から母のけがの一報を受ける。母を残して行くのか。編集者として、娘として、そして女性としての幸せとは一体何か。さやかは選択を迫られる、という内容だった。