ミュージカル「TOP HAT」(11月5日初日、東京・渋谷、東急シアターオーブほか)の制作発表会見が2日、都内ホテルで行われ、V6坂本昌行(47)多部未華子(29)らが出席した。

1935年に映画が原作で、2011年に初めてミュージカル化され、15年に初来日公演が行われた名作中の名作。ミュージカル界が舞台で、タップや社交ダンスなど、数々のダンスが登場する。演出のマシュー・ホワイト氏から「世界で1番のキャストだと思う」と絶賛された坂本は、「一言で大変です。映像を見たら分かると思うけど、どうやって音を出してるのか理解不能なんです。軽やかな中に激しいステップが入っていて…」と、難解で激しいステップに苦戦中であることを明かした。

一方で、ミュージカルスター役の坂本と恋に落ちるモデルを演じる多部は、坂本に輪を掛けて不安そうだった。「(出演が)決まってからは、不安と自信がなくてと怖いのと、ネガティブな感情しか生まれていません…今も」とポツリ。「千秋楽までには…(自信を付けたい)」と決意を語ると、坂本が「大丈夫ですよ。(失敗しても)僕の責任になりますから」と、緊張をほぐそうとジョークで励ました。

ほか屋良朝幸、朝海ひかる、益岡徹、浅野和之、振り付け師のビル・ディーマー氏が登壇した。