西武ライオンズファンのちゃらんぽらん・冨好真(58)と吉本新喜劇座長の川畑泰史(51)が15日、プロ野球のドラフト会議で1位指名に期待する選手名を挙げ、思いを語った。

2人はこの日、京都・よしもと祇園花月で始まった「よしもと祇園花月 大文化祭~芸術の秋、祇園へおこしやす~」(10月15~29日、11月11~30日)の開催発表会見に出席。会見後に熱いトークを繰り広げた。

自身のブログでも西武ネタを更新している冨好は、1位指名に「やっぱり吉田輝星ですよ」。一大フィーバーを起こした金足農のエースを「特Aのピッチャーやわ」と歓迎した。西武では、菊池雄星のメジャー挑戦が取りざたされているが、これも前向きにとらえ「雄星が抜けて、輝星が入る」とだじゃれをまじえて期待感を表す。

吉田の入団がかなった際には、青森県出身で実家がリンゴ園だという外崎内野手をからめ、「農業デーとして、外崎農園のリンゴと金足農業のじゃがいもを売るわけや。プロ野球は興業やから」と集客案まで提案した。

対して、川畑は冨好と異なり、「根尾が気になる」と走攻守そろった大阪桐蔭の二刀流をピックアップ。実際に球場で観戦してきた中で、「秋山・清原・デストラーデのホームランもすごかったが、球場が1番沸いたのは、松井稼頭央が2塁ベースを回った時なんですよ。あの(松井の)三塁打」と当時の興奮が忘れられないという。

今シーズンは本塁打王を獲得した山川内野手を中心に強打を誇った山賊打線だが、「ホームランを打てる選手はたくさんおるけど、三塁打をあんなに量産できる選手はいない」とし、「あの2塁ベースを回った時の大歓声を根尾選手でもう1度。ライオンズの根尾でもう1度」と“稼頭央2世”の期待をかけた。

その瞬間、川畑に冨好から「レオと“ネオ”な」とツッコミが入り、「それ言わんでええやん。せっかく良い話やったのに。一気におもんない」と苦笑いしていた。