水谷豊(66)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season17」(水曜午後9時)の24日2回の平均視聴率(関東地区)が17・9%だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は17・1%で、プライムタイム(午後7時~午後11時)に放送される10月期のドラマとしてはトップとなっている。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が“相棒”と事件解決に挑む人気シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男を加え、異例の3人体制でスタートした。

1話と2話は福岡・北九州市でロケを敢行した。水谷と反町は同市をPRするイベント「KitaQフェス」に出席し、撮影期間中のエピソードを披露。宿泊先で隣室になったというが、水谷は「ソリ(反町)は寝るのも早くて起きるのも早い。僕は寝るのが遅いから、12時は過ぎないと寝られない」と、生活リズムが合わずにお互いの存在を感じなかったことを告白。反町から「東京に帰っているのかと思いました」と突っ込まれていた。

第2話のゲストは前回に引き続きとよた真帆、利重剛、谷村美月、芦名星、柄本明。拡大スペシャルで放送された。大学教授、三上富貴江(とよた)の夫、鬼束鋼太郎(利重)が実父を殺害し、それを隠匿する事件が起こる。敷地内に遺体を埋めたと考えた右京に新築の離れ家を壊され、富貴江は甲斐峯秋(石坂浩二)にクレームを付ける。そのさなか富貴江の携帯電話にある人物から着信が入る。峯秋は画面に表示されたその名前を特命係に伝え、右京たちは鬼束家に揺さぶりをかけ始める。

『週刊フォトス』記者の風間楓子(芦名)は、離れ家の破壊は国家権力の横暴と警察を非難する記事を掲載。世間の風当たりは増し、右京は辞表を書くよう迫られるのだった。