女優橋本環奈(19)が出演予定だった3日の立教大学園祭イベントに観覧希望者が殺到し、負傷者が出るなどパトカーが出動する事態に発展した。イベントは中止となった。

イベントはこの日午後2時15分開始予定で、1時間前にあたる午後1時15分に、整理券(無料、300人)の配布場所が発表される予定だった。しかし時間になっても発表がなかったことから、会場は混乱したとみられる。

警視庁池袋署によると3日午後1時20分ごろ、学園祭参加者から「何人か倒れた」と通報があった。女性6人が転倒するなどして軽傷を負ったという。

橋本はこれを受けて、ツイッターに「本日、立教大学学園祭に出演させて頂く事を楽しみにしていたんですが、警察からも安全の確保が出来そうも無いとの理由で指導が入り主催者の方からイベントは中止にせざるを得ない旨を伺いました。また、一部けがを負われた方もいるとお聞きし大変心配をしており、心よりお見舞い申し上げます」。

さらに「私もこの日のために準備をして参りましたので、なんとか実施の運びとなる事を願っておりましたし、今日のステージを楽しみにして会場に足をお運び頂いた皆様とお会い出来なかった事を心より残念に思います。この後の学園祭が滞りなく無事進行してゆきます事を願っております」とつづった。橋本に非はないだけに、同情の声が集まっている。

学園祭の公式ホームページには「本日開催予定の屋外特設ステージが安全にご覧いただけない状況が発生したことにより、警察の指導が入り、ステージを中止せざるを得ない状況となりました。こちらの対応が間に合わず、大変申し訳ございません。ステージを楽しみに足を運んでくださった皆様にはご迷惑、ご心配をおかけしましたことを、心よりおわび申し上げます。誠に申し訳ございません」との謝罪文が掲載されている。