全日本スナック連盟の会長を務める浅草キッドの玉袋筋太郎(51)が4日、都内で、スナックのママを集めた新グループ「魔魔~S(ママーズ)」の結成会見を行った。

自らがオーナーを務める東京・赤坂の「スナック玉ちゃん」のさやママ(25)や、新橋「スナックしなの」のきよこママ(78)ら初期メンバー9人を紹介。今後は全国を周り、メンバーを増やしていく。

来年以降にCDデビューも計画しているといい、「プロモーションビデオの監督はうちの師匠に頼もうと思ったんですけど、会社辞めちゃったので、なかなか話しができない」とビートたけし(71)の事務所独立にちなみ、笑わせた。

千葉・松戸にある「スナックわん仔」の千恵ママは「仕事をつらいと思ったことはないです。人が大好きだから、いろんな人と話するのが好き。お客様が嫌なことあったのも全部聞いて、気持ちよく帰っていただけるようにするのが好きです」と話した。東京・赤羽「スナックゆかり」のゆかりママは「私はお客様全員のことを恋人だと思っています。だから、常に女優であり、つらいことがあって笑顔が出せない時は、具合が悪いと言って休みます」と明かした。

玉袋は「ママたちからは、人生においても、商売においても学ぶことがたくさんあるんです」と話し、「スナックは日本にしかない。スナックは日本の本物のおもてなしです。自分たちが高齢者になった時、スナックがなかったら行き場所なくなるんですよ! 保存していこうじゃありませんか」と訴えた。