7日に放送された水谷豊(66)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒 season17」(水曜午後9時)の第4話の平均視聴率(関東地区)が15・2%だったことが8日、ビデオリサーチの調べで分かった。

初回は17・1%で、10月期に放送されるドラマとしてトップの視聴率を記録している。これまでの最高は第2話の17・9%。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が“相棒”と事件解決に挑む人気シリーズ。4代目相棒、冠城亘を演じる反町隆史とのコンビは4年目に突入。今シーズンから特命係に浅利陽介演じる青木年男が加わった。

第4話のゲストは中野英雄、長谷川公彦、水石亜飛夢、崎本大海。

組織犯罪対策第四課の賭博担当、源馬寛(中野)の指揮のもと、過去最大規模の裏カジノ店の一斉摘発が行われる。作戦は成功したが、助っ人として捜査に参加した右京は運良く摘発を逃れた店舗があることに気付く。

生活安全保安課の百田努(長谷川)によると、源馬は特定の賭博業者から多額の金をもらい、警察の内部情報を漏らしている疑いがあるという。右京は源馬の情報源が若き裏カジノコンサルタント、和氣健也(水石)だとにらむ。しかし源馬と親交の深い組織犯罪対策第五課長、角田六郎(山西惇)は特命係の動きをけん制。右京は角田の忠告を無視して捜査を続けるが、亘も「組織には組織の論理がある」と反対意見を投げかけるのだった。