俳優織田裕二(50)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ」(月曜午後9時)の第8話が、26日に放送される。

織田が演じるのは、勝利のためなら手段を選ばないスーパーエリート弁護士・甲斐正午。相棒のニセ弁護士・鈴木大輔をHey!Say!JUMP中島裕翔(25)、弁護士事務所「幸村・上杉法律事務所」のボスの幸村チカを「東京ラブストーリー」以来27年ぶりの共演の鈴木保奈美(52)が演じる。

幸村・上杉法律事務所のパラリーガル、聖沢真琴を演じる新木優子(24)は、大輔と真琴の関係について「そこに今田美桜さん演じる(大輔の悪友・谷元遊星の妹の)谷元砂里を加えた関係性は、弁護士ものの爽快な部分だけじゃなく、また違った、楽しめる要素として作れていけたらうれしいなと思います。まだ、進んでいるような、進んでいないような感じですけどね。気持ち的な部分では進んでいるのかもしれないですけど、見た感じでは関係性が変わっているわけではないので、『この先どうなるのかな?』と、私もそわそわしているんです」と笑っている。

第8話では、甲斐(織田裕二)は、大輔(中島)、真琴(新木優子)らとともに、大手建設会社「烏丸建設」を相手取った集団訴訟に取り組む。この案件は、烏丸建設が一時期使用していた有害性塗料による健康被害を訴えた、原告団総勢462人の大きな訴訟だ。だが、1審で東京地裁は原告団の請求を棄却していた。

甲斐たちは、さっそく原告団代表の水原美咲(矢田亜希子)、佐藤鈴子(宍戸美和公)たちから話を聞く。そこで、1審を担当した原告団の弁護士が、裁判の直前になって過去のスキャンダルでたたかれ、ついには廃業にまで追い込まれていたことを知る。それには、烏丸建設の顧問弁護士で、甲斐の後輩でもあるスタンリー法律事務所の畠中美智瑠(山本未來)が関わっているといううわさもあるらしい。甲斐は、美智瑠が代理人となった過去の裁判を徹底的に調べるよう大輔たちに指示した。

一方、大輔とともに甲斐のサポートをしていた健斗(岩井拳士朗)は、膨大な情報を読み込んでいく大輔の姿に圧倒されつつも、真琴に向かってある疑念を口にする。健斗は、以前、大輔が「ダイキ」と呼ばれているのを聞いたことがあるというのだ。

そんな折、甲斐のもとに、突然、美智瑠が現れる。美智瑠は、甲斐たちが作成した原告団情報を含む社外秘の資料を持っていた。何者かから送られてきたのだという。それを受け、チカ(鈴木)は、蟹江(小手伸也)に情報漏えい者の調査を命じる。