俳優古川雄大(31)がミュージカル「エリザベート」(来年6月7日初日、東京・帝国劇場)で、男性の主人公トートを演じるにあたり、18日、所属事務所を通じてコメントを発表した。

古川は「実はミュージカルをやる上で目標にしていた役。こんなに光栄な機会をいただけて幸せ」。さらに「そうそうたる先輩方がトートを演じられてきましたが、まずは自分だけのトートを作ることを目標にしています。作品の根底にあるテーマをしっかり理解し、役に挑んでいきたい」と意欲を示した。

これまでトートを演じてきた俳優には内野聖陽、山口祐一郎、武田真治、石丸幹二、城田優、井上芳雄らミュージカル界を引っ張ってきた大御所ばかりだ。

古川は07年のTOKYO MXドラマ「風魔の小次郎」で俳優デビュー。その後、ミュージカルや舞台を中心に活躍。最近は現在放送中のTBS系ドラマ「下町ロケット」に出演し、農林協の職員吉井浩を演じ、悪役ぶりが注目を集めている。