初代C・Cガールズメンバーで歌手の原田徳子(48)が25日、都内でライブを行い、18年2、3月に相次いでリリースした新曲「仮面の指輪」「GoodbyeMr.Blues」「おちゃめなたくらみ」を含む20曲を披露した。

原田は10年にCDデビューして以来、本格的に歌手として活動しており、集まった約250人のファンの前で美声を披露した。

クリスマスにふさわしい、雪の結晶のような模様のスパンコールが入った黒い衣装に、銀のショートブーツ姿の原田は、「みなさ~ん。ハッピー、クリスマース。今日は私のライブに来てくれてありがとう。平成最後のクリスマスをみなさんと溶け合いたい」とあいさつ。

ステージ中盤ではファンクラブからのリクエスト曲で、自身も中学時代によく聴いていたというチェッカーズの「ジュリアに傷心(ハートブレイク)」を熱唱。会場には同曲を作詞した売野雅勇氏も駆けつけた。

ほかに、松田聖子「瞳はダイヤモンド」、中森明菜「スローモーション」「ミ・アモーレ」、レベッカ「フレンズ」、アン・ルイス「六本木心中」など往年のヒット曲を熱唱し観客を魅了した。

そして、ステージの最後に、6月に中学時代の親友が亡くなったことを明かし、「私が知ったのは8月でした。私の両親もショックを受けると思ってなかなか言えなかったようで…。聞いた時は本当に頭が真っ白になりました。ソフトボール部の親友で帰宅するのはもちろん、何をするのも一緒。そのころから『歌手になりたい』と言っていた自分を1番に応援してくれました。その親友の旦那様から『妻の分も頑張って歌手を続けてほしい』というメッセージをいただきました。私はこれからも歌手としてステージに立ち続けたいと思います。だから、みなさんもあきらめず自分の人生を受け入れて、しなやかにたくましく生きていきましょう」と呼びかけ、ステージを締めくくった。