作家の百田尚樹氏(62)が、芸能人の政治的発言をめぐる騒動を受け、「好きなことを言いたいが、CMには出たいというのは虫が良すぎる!」と私見を述べた。

タレントのローラが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設工事中止を求める署名を呼び掛けたことに端を発した今回の騒動。美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長(73)がツイッターで「僕なら(CMから)降ろす」とローラを非難したことに対し、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が「仕事と思想を絡めるやつの怖さ」「権力が言論の自由を脅迫してるようにみえる」と批判し、賛否を呼んでいる。

百田氏は28日、ツイッターを更新。村本の発言に対し、「CMに出るのは、商品イメージを上げる効果のある有名人。だから商品イメージを下げるタレントは使われない」と反論。「『CMのオファーなんかいらないから好きなことを言う』という権利は誰にもあるし、そうできる。好きなことを言いたいが、CMには出たいというのは虫が良すぎる!」と主張した。