お笑いコンビ麒麟の川島明(39)と千鳥のノブ(38)が大好きな競馬についてトークを繰り広げるミニ番組「ウダ馬なし(うだばなし)」が年末特番になった。

「川島&ノブ 夢ウダ馬なし~2018年ケイバ界を総ざらいSP~」(関西ローカル)が30日深夜0時40分から放送される。ゲストに今年、悲願のダービー制覇を果たした福永祐一騎手(42)、JRA女性騎手最多勝利記録を更新した藤田菜七子騎手(21)を迎え、知られざる競馬界の裏側をぶっちゃけトークする。

ミニ番組からの大昇格にノブは「いや~、明さん、最高の番組が始まりましたよ!今まではスタジオがなかったんじゃ~。テレビ局の楽屋で撮っていたんですよね。うれしい。出世しましたね」と興奮を隠しきれない様子。川島も「1時間、やらせて頂けるということで、ありがとうございます」。あまりの“大出世”に川島は「アイビスサマーダッシュ(G3、芝直線1000メートル)を勝った馬がステイヤーズステークス(G2、芝3600メートル)に出るようなもん」と長距離走への戸惑いも見せた。

ワグネリアンでダービーを制覇した福永騎手は当時のことを振り返る。藤田騎手には恋愛観などプライベートに迫るクイズも出題される。

収録後、福永騎手は「2人(川島&ノブ)とは友達なので、テレビって感じではなかったです。楽しかったです」と振り返った。藤田騎手は「クイズでは、なかなか聞かれたことのないようなことも質問されたので、私のことを知ってもらえるかなと思います」と笑顔を見せた。

来年の目標について福永騎手は「外国人騎手に負けないように頑張る。大きいレースでもっと存在感を示していきたい」と抱負を語った。藤田騎手は「具体的な数字の目標は今までも作っていなくて、本当に1勝1勝を積み重ねていきたいです。G1は乗せていただけるチャンスがあったらうれしい。そのために頑張りたいです」とさらなる飛躍を誓った。