第60回日本レコード大賞が30日、東京・新国立劇場で発表され、乃木坂46が「シンクロニシティ」で大賞を2年連続受賞した。

大賞曲となった「シンクロニシティ」は、今年4月にリリース。発売初週で111・7万枚(オリコン調べ)を売り上げた。発売週でのミリオンセールス達成はグループ初だった。

同曲は、偶然の一致や心の共鳴をテーマにした、メッセージ性の強いナンバー。松村沙友理(26)は曲を聴くたびに「泣いちゃう!」と話しているという。ミュージックビデオはワンシーンで撮影され、衣装もシンプル。乃木坂46の透明感や、“素材”の良さをいかした構成だ。

ステージにもよるが、裸足でのパフォーマンスも特長。センター白石麻衣(26)を中心に、ダイナミックにフォーメーションを移動したり、スカートを広げたりする。細かい腕の動きなども多く、「乃木坂46で一番ダンスが難しい」と話すメンバーも多い。

振り付けを担当したSeishiro氏は、昨年のレコード大賞受賞曲「インフルエンサー」のダンスも手がけており、こちらも“2年連続”の受賞となった。