俳優吉田栄作(50)が大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントを退社したことが5日、分かった。今後は個人事務所を設立し活動していくという。

同事務所は「このたび弊社タレントである吉田栄作との契約が、2018年12月31日をもちまして終了いたしますことをお知らせ申し上げます。デビューより30年に渡り、大変多くの皆様にお世話になって参りましたことを、心から感謝申し上げます。ワタナベエンターテインメントを離れましても、これまでと同様に吉田栄作への変わらぬご声援をお願いし、ご報告とごあいさつとさせていただきます」とコメントを出している。関係者などによるとファンクラブでは昨年、報告の手紙が送られていたという。

吉田は4日、ブログを更新し「昨日1月3日、50歳に成りました。今年は自分にとって起承転結の『転』の年…この先まだまだ表現の旅を続けるうえで、この新しい一歩を大切にしたいと思っています」とし、ブログの終了と新たな近日中のSNSの開始を発表している。

吉田は1月19日スタートの日本テレビ系「イノセンス 冤罪弁護士」(午後10時)の第1話のゲスト出演が決まっている。また、ブログでは「既に次の作品も動き始めています」と今後も精力的に芸能活動を続けていくとしている。

吉田は88年「ナイスガイ・コンテスト」で優勝、映画「ガラスの中の少女」で後藤久美子の相手役でデビュー。91年のフジテレビ系「もう誰も愛さない」主演をはじめ、数多くのトレンディードラマに出演。現在もドラマや舞台など幅広く活動している。