乃木坂46樋口日奈(20)、伊藤純奈(20)、鈴木絢音(19)、乃木坂46を18年12月に卒業した能條愛未(24)らが出演する舞台「GIRLS REVUE」の公開ゲネプロが10日、東京・有楽町オルタナティブシアターで行われた。

同作は、女性キャストのみで構成される、歌とダンスのショーステージ。運命を感じるほどの出会いだった直海(伊藤)と音廻(能條)や、どちらが女王になるのか競い合っているノエル(樋口)とソニア(伊藤)、怪盗ネヴィル(鈴木)を今度こそ捕まえたい刑事スコット(能條)など、場所や時代を変えて、さまざまな2人の関係を描く。

樋口、伊藤、鈴木、能條の4人は、16年10月の舞台「墓場、女子高生」で共演しており、ゲネプロ前に報道陣の質問に答えた樋口は

「この1カ月はあっという間。舞台に立つのは怖いという思いもありますが、みんなでいいものを作っていきたい。そして、この舞台を通して『運命』というものを感じていただけたら」とアピール。

伊藤は「出演者のチームワークがすごくいいし、このいい雰囲気があれば乗り切れる」と自信を見せた。また、今年、成人式を控えており「一生に一度。思い出に残るものにしたい」と語った。

鈴木は「私はミュージカル初体験なので今まで見せたことがない顔を見せられた」と意気込み、伊藤同様控える成人式には「かわいい振り袖が着られたらうれしいです」とはにかんだ。

乃木坂46卒業後初の舞台となる能條は、「3役の内、スコット刑事とライオンの2役が男役。刑事のかっこうができるのがうれしいし(元宝塚歌劇団宙組男役スターの)悠未ひろさんもいますので、立ち姿などを参考にして役に取りいれていきたい」と抱負を語った。

ほかに、秋元康氏が総合プロデュースを手がける劇団4ドル50セントの田代明(23)谷口愛祐美(20)らが出演。

東京公演が1月10~27日まで。大阪公演がサンケイホールブリーゼで2月1、2日に行われる。