三浦貴大(33)安藤政信(43)がこのほど都内で、BSテレ東でダブル主演するドラマ「神酒クリニックで乾杯を」(12日スタート、土曜午後9時)の会見に出席した。

VIP専門の医院「神酒クリニック」に集う個性的な医師たちが、患者のさまざまな無理難題に挑むエンタメミステリー。

三浦は「現場は年上の方も年下の方もいますが、キャラクターも人間性もかわいい人たちなので楽しく撮影できています」と笑顔を見せた。「手品が得意な外科医」という設定に、「動画を見て練習したんですけど、手品するシーンが全然出てこない」とぼやいた。

クリニックの院長を演じる安藤はフジテレビ系医療ドラマ「コード・ブルー」に出演し、「フジのスキルを受け継いで、テレビ東京に持ってきました」とニヤリ。「医療に関しては『コード・ブルー』で3、4カ月やっていたので、そのままやれば通用する」と他局ネタに堂々と胸を張り、笑いを誘った。

乃木坂46山下美月(19)は初のヒロイン役。強運の看護師を演じ「私も生まれた時から運が良くて、運でここまで生きてきた。芸能界に入れたのも運だし、近いところがある」と共感した様子。初めて着るナース服には「ネットで検索して『かわいいな』と思った」とほほ笑んだ。

三浦が現場の雰囲気について「メンバーが個性豊かで明るいし、わちゃわちゃしている」と話す一方、安藤は「カメラが回ってないと話さない。本当は現場にも行きたくない」と人見知りを告白。「今年の自分は変わりたいと思って撮影に入ったんですけど、全然変わっていない…」と内省モードに突入すると一転、「どれだけ俺がいいかって説明して」と共演陣に託した。松本まりか(34)は「(安藤演じる)神酒さんはビックリしちゃう役だけど、安藤さんがやると全部アリ。それで現場が楽しくなるし、安藤さんそのものでキャラクターが出来上がってる。これはすごいこと」と話した。松本がやさしく諭すように「これでいい?」と聞くと、安藤は「ありがとうございます。顔が赤い」と照れ笑いを浮かべた。

柳俊太郎(27)板垣李光人(16)原作者の知念実希人氏も出席した。