俳優高橋一生(38)が11日、都内で、主演するNHKドラマ「みかづき」(26日スタート、土曜午後9時)の会見に共演の永作博美(48)と出席した。高橋は6日に、写真週刊誌で昨年2月に交際が報じられた女優森川葵(23)と破局したとの一部報道があったばかり。

この日、高橋は、会見後、報道陣に「破局報道がありましたが」と声をかけられたが、2度笑顔で会釈して無言のまま会場を後にした。

一方、物語は60年代後半、小学校の用務員でありながら落ちこぼれの子どもたちに勉強を教えるようになった天才的男性講師と戦中の国民学校の教育に反発し、自由で豊かな教育の可能性を塾に見いだしたシングルマザーを主軸に、ある塾と家族の半世紀を描く。

高橋は「家族のあり方を考えさせられる作品。家族の物語として楽しんで」とPRした。

また、全国の塾の講師に対し「大変な仕事だと思う」と語ると「弟が4人いるが、その時の教育制度によってどれだけ根幹となる性格が位置づけられるか肌で感じている。国が成り立つ上で基盤をつくっている方々。とても大切な職業。何かを教えるとき、目線を同じに教えることは大事だと感じた」と語った。

永作は「テンションの高い女性の役。大変と思ったら監督にはもっとと言われ、ヒーヒー言いながら演じました」と笑った。