嵐が、来年いっぱいをもって活動休止することを電撃発表して一夜明けた28日、櫻井翔(37)が、キャスターを務める日本テレビ系「news zero」に生出演し、あらためて休止を伝えた。27日の活動休止発表後、メンバーがテレビ番組に生出演するのは初めてで、「おどかしてしまって申し訳ありません。各局の番組を見ていましたが、温かいコメントで胸がいっぱいです。少し顔がむくんでいましたが」などと語った。

その上で、会見までの経緯を明かした。MCの有働由美子アナウンサーが「解散という話は」の質問に「2017年6月の時点でチラつきはした」「5人で歌ってきたので大野が抜けたら、嵐じゃない。嵐を守るために、みんなの思いの真ん中を探しました」。

話し合う過程で5人の関係については「より絆が強くなった」。

会見中、「無責任ではないか」と指摘する質問が出て自身が気色ばんだことについては、「少し温度が上がりましたが、あの質問があって、我々の思いが伝わったと思います」と続けた。

櫻井は、27日午後5時にファンクラブサイトで発表されたコメントで、「嵐が嵐のまま走り抜きたい。嵐を宝物に閉じこめたい」などとつづり、ファンへの感謝を伝えていた。同日午後8時から都内で行われた会見では、「時間をかけて、スポンサー、関係者への感謝も伝えていく。それが僕たちの誠意です」などと話していた。