演歌歌手神野美伽(53)が13日、大阪市内で大阪・新歌舞伎座の開場60周年記念特別公演「前川清 神野美伽」(3月3~24日)の取材会に出席した。昨年12月に左足の痛みがひどくなる「リスフラン関節症」、右足の脱臼と外反母趾(ぼし)で両足の手術を受けた神野は懸命のリハビリに励み、医師も驚くほどの早い回復ぶりだったことを明かした。

冒頭で「3歩進んで2歩下がる状態でたいへんでしたが、きょうで術後55日目です。この(3月3日から始まる)公演があったから頑張ることができた」とあいさつ。手術翌日からリハビリを開始し、昼夜を問わず、リハビリに励んだ日もあったという。

公演は2部構成で第1部は「大坂侍~恋も忠義も金次第~」、第2部は「前川清・神野美伽オンステージ~夢舞台 昭和、平成…そして未来~」。スペシャルゲストとして松居直美が登場する。

前川と初共演となる神野は「すごく楽しみです。お客様には『本当にありがとう』って、精いっぱいやりたい」と完全復活を誓った。