俳優古川雄大(31)が20日、都内で、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(23日初日、東京・東京国際フォーラムホールC)の会見を共演者らと行った。大野拓朗(30)とダブルキャストでロミオを演じ、ジュリエット役は葵わかな(20)木下晴香(20)生田絵梨花(22)のトリプルキャスト。

17年の公演に続いて出演する古川は「前回も大好評だったので、今回、期待値が高まっていると思う。期待に応えるようにけいこを頑張ってきました。より深いものを目指し、より壮大で、よりリアリティーのあるものが出来上がったと思う」と自信をみせた。

また、「みんな主役をはれる人ばかり。着々と前に進んでいる実感はありました。パワーアップしていると思います」と語った。

大野は「新キャストの皆さんも加わり、新しい風を入れてくれて雰囲気の違う『ロミオ&ジュリエット』に生まれ変わっている」とPRした。

葵は初舞台、初ミュージカルとなる。「緊張がありますが、稽古場で皆さんの動きを見て、日々、新しい発見ばかり。すごく刺激的な毎日でした。それを舞台に還元してお客さまに届けられるように精いっぱい頑張ります」と抱負を語った。

また、葵はこれまでの演技の仕事との違いに「同じと思うことはなかったぐらい全部違いました。同じ役の人が他にいるというのも、今までなかったし、新鮮で新しい発見がすごくありました」と語った。古川のロミオの印象には「雄大さんロミオは攻めのロミオ。大野さんは受けのロミオなので、大野さんと芝居をする時はかましていこうと思う。大野さんの驚くことをしたい。雄大さんと芝居する時は、どんと来いという気持ちでやっています」と語った。

17年の公演に続いて出演する生田は「再演ですが、稽古場でもさらに深めようという雰囲気がとても大きく、前回、見てくれた人にどこか違うと思ってもらえると思う。私も悔いなくジュリエットを生きられたらと思います」。木下は「最後まで素晴らしい舞台を届けられるように日々、進歩していけるように頑張りたい」と語った。

他に三浦涼介、木村達成、平間壮一、黒羽麻璃央、渡辺大輔、広瀬友祐も出席した。