乃木坂46のデビュー7周年を記念した「乃木坂46 7th YEAR BIRTHDAY LIVE」の初日公演が21日、京セラドーム大阪で行われ、昨年加入した4期生11人が初めてライブパフォーマンスを行った。

「水玉模様」では傘を使ったダンスを披露し、「サイコキネシスの可能性」ではラストにステージ中央でかわいらしくポーズを決めた。ファン5万人から大歓声を浴びた。

昨年8月行われた「坂道合同オーディション」で、12万9182の応募の中から約3400倍の狭き門をくぐり抜けた38人の合格者の中から、乃木坂46に正規加入した11人だ。

遠藤さくら(17)清宮レイ(15)ら、細いスタイルに清楚(せいそ)なルックスを備えた乃木坂46らしいメンバーがそろった。また、賀喜遥香(17)ら、歌唱力の高いメンバーが多い。ある関係者は「4期生は、実は歌唱力があるんです。歌のポテンシャルは、今までで一番高いかもしれないです」と話す。

24日に行われたバースデーライブの千秋楽は、グループのエースの1人、西野七瀬(24)の卒業コンサートだった。この日、4期生は「傾斜する」「強がる蕾」を2曲連続で歌い、堂々とした歌声を披露した。西野は「乃木坂は、これからもどんどんキラキラ輝いていくと思いますので、私も応援しますし、応援しましょう! 私も頑張ります!」とファンにアピールしていた。

トップクラスの人気を誇った西野の穴は大きいが、今後は4期生の歌唱力がさらにグループに勢いをつける可能性もある。【横山慧】