テレビ東京系連続ドラマ「電影少女-VIDEO GIRL MAI 2019」(4月11日スタート、毎週木曜深夜1時放送)で、俳優の萩原利久(りく=19)がドラマ初主演することが28日、分かった。

「電影少女(ビデオガール)」は、89年~92年に人気絶頂の週刊少年ジャンプに連載された、桂正和氏の代表作。少年と、レンタルビデオの中から出てくる少女との愛や葛藤などを描いた恋愛ファンタジー漫画で、累計1400万部を売り上げた。

昨年1月に連続ドラマ化された際は、当時乃木坂46だった西野七瀬(24)が初主演し話題となった。今作は、同じ乃木坂46の山下美月(19)と萩原のW主演となる。

西野が「ビデオガール・天野アイ」を演じた前作は恋愛ストーリーが中心だったが、今作では、萩原演じる叶野健人が山下演じる「ビデオガール・マイ」の悪女的な魅力によって、道を踏み外していくという、イメージの異なる作となる。

萩原は「あの電影少女の世界に入れるのかと思うと、素直にうれしかったです。ですが台本を読ませていただき、衝撃を受けました。前作を見ていた方、原作ファンを良い意味で裏切ることができるよう、作品に熱を注いでいきます」とサプライズを予告した。

萩原は所属事務所の先輩、菅田将暉(26)が主演する日本テレビ系ドラマ「3年A組-今から皆さんは、人質です-」に生徒役で出演中。ドラマ初主演を契機に、さらにブレークとなるか、注目される。