自宅に派遣されたマッサージ店の女性従業員に乱暴したとして強制性交罪で起訴された俳優新井浩文被告(40)が27日午後9時すぎ、勾留先の東京・警視庁本部から26日ぶりに保釈された。

◆新井容疑者の今後について、川崎つばさ法律事務所の川畑さやか弁護士の話 今後の新井被告については、2カ月以内に第1回公判が開かれる。起訴事実について争わない場合は、1回で結審し2回目で判決公判となる可能性があるが、争う場合は数カ月かかるとみられる。場合によっては被害者が出廷することもあり得る。

量刑については、強制性交は重い刑罰が定められている。起訴内容にもよるが、性交の事実が認められた場合、示談が成立していれば懲役3年執行猶予5年くらいが予想される。しかし、今回のケースでは示談が成立していないとされ、5年以上の実刑の可能性が高い。