ひとり芸日本一を決める「R-1ぐらんぷり2019」(3月10日午後7時、フジ系で生放送)の審査員が決定し、28日、制作のカンテレから発表された。

審査員は桂文枝(75)関根勤(65)渡辺正行(63)久本雅美(60)陣内智則(45)友近(45)の6人。過去6回、同大会決勝に進出している友近は初、渡辺は04年の第2回大会以来となる。

友近は同局を通じて「審査員は最近、話題で注目されているポジションなので、すごく慎重にしなきゃいけないなと思っています。コメントをどうしようか、今から考えてしまう自分がいます」とコメント。

それでも「本番当日に、みなさん(出場者)の笑顔を見て、素直な感想が言えたらいいなと。審査員の立場としては、自分が『面白いな』って思った人に、素直に票を入れたいと思っています」と、意気込みを口にした。

賞レースの審査員といえば、昨年末の「M-1グランプリ」での上沼恵美子騒動や、今大会予選でのキートン騒動など、何かと話題に上がっている。

友近は視聴者に「初めて見る芸人もいると思うんですけど、ネームバリューとかではなく、素直な目線で見ていただいて。単純に楽しんで見ていただきたいなと思います」とアピールし「『なんか変なこと言うたら、書き込んでやろう!』みたいな感じで見るのはやめて下さい」と、お願いした。

決勝を何度も経験している立場からは、16年大会を優勝したハリウッドザコシショウを例に「自分のスタイルを貫き通しても、みなさんが共感してくれて笑ったら、やっぱ、勝ちなんです。変に考えずに、自分が『これで勝負したいんや!』というネタを持ってくるのが、一番いいのかもしれないですね」と、決勝出場者にアドバイスを送った。

決勝進出者はチョコレートプラネット・松尾駿、クロスバー直撃・前野悠介、こがけん、セルライトスパ・大須賀健剛、おいでやす小田、霜降り明星・粗品、ルシファー吉岡、だーりんず・松本りんす、河邑ミク、三浦マイルド。このメンバーに当日行われる復活ステージから勝ち上がった2人を加え、計12人で第17代王者を決定する。