女優有村架純(26)が12日、都内で、主演するNHKドラマ「ひよっこ2」(25日から4夜連続、午後7時30分)の会見に出席した。

初回から最終回までの期間平均視聴率が関東地区で20・4%と高視聴率を記録した17年前期の連続テレビ小説「ひよっこ」の続編。17年に放送された最終回から約2年後の70年秋が舞台。主人公みね子(有村)は前田秀俊(磯村勇斗)との新婚生活を送っている設定。

昨年12月に、久々に共演者と会い、約3週間の撮影を行った有村は「空気は変わっていませんでした。ああ、これが『ひよっこ』だなと思いました」とあいさつした。演じるみね子については「どんな時も笑顔でいる人。一番、周りを見て、寄りそう人」と紹介。その後、「私にとっては大切な役。1年かけて撮影していたので、(茨城弁の)イントネーションがなかなか抜けず、普段、しゃべっていてもなまっていると言われたりしました。しみこんで、愛着のある役。この(『ひよっこ2』の)前は全然違う役をやっていて、大丈夫かなと思いましたが、でも戻れるんです」と語った。

また、「もし、また、続きができるなら、1、2年後(みね子が)大人の女性としてどうふうになっているか楽しみな役」と、さらなる続編に期待を寄せた。

また、秀俊との結婚生活も描かれることに「秀さんとの2人きりのシーンになれなくて照れくさかったです。これが結婚ということなんだなと思いました。落ち着かなく、ソワソワする感じが演じながらありました。楽しみながら演じました」と笑った。

朝ドラの続編だが放送は夜。有村は「録画でもいいので『ひよっこ』を愛してくれる人、全員に見てほしい」とPRした。

脚本を担当した岡田恵和氏は「僕自身が書きたいというより続きが見たい作品。大切にしたいドラマ」と語った。