OSK日本歌劇団の新トップスター桐生麻耶(きりゅう・あさや)が18日、大阪市内のホテルで、「レビュー春のおどり」(4月13~21日、大阪松竹座)の取材会に臨んだ。

桐生は、昨年7月に退団した高世麻央の後任として、トップに就いた。今作が本格的なお披露目公演となる。

1部は和物の踊りで「祭り」がテーマ。桐生は「私はにぎやかなことが大好きなので、うれしかった。第1回からお世話になっている(演出・振付の山村)友五郎先生は、私の善(よ)しあしを知ってくださっているので、そこに甘えながらも、自分の中の新たな一面を出せるようにしたい」と意気込んだ。

2部の洋物ショーについては「振付がすごくかっこよくて、始まり方が今までにない始まり方なので新鮮です」とアピールした。

桐生は175センチの長身。彫りの深い顔立ち、ダイナミックなダンス、パフォーマンス、強いオーラを放つ芝居運びから「唯一無二の男役」と表されている。

劇団は、22年に創立100周年を迎える。