爆笑問題が所属する芸能事務所「タイタン」が運営する「タイタンの学校」の芸人コース1期生修了公演を先日、見てきた。

昨年10月開校した同校は、芸人育成の「芸人コース」や社会で生きるヒントを多方面からアプローチするための「一般コース」がカリキュラムとして用意されている。同事務所の太田光代社長や辻仁成、大渕愛子弁護士ら多様な講師陣が授業を担当している。

この日の公演では25組の芸人らがネタを披露した。ピンからコンビ、トリオまでさまざまだが、スクールに入って半年ということで、まだまだ完成度は低い芸人が多い中、キラリと光る芸人も何組かいた。

鈴木大輔(29)と松丸大祐(34)のコンビ「くらげピザ」は、4月19日に行われる「タイタンライブ」への出演が決定している。個人的には、ピン芸人の「お水」、コンビの「ダメリーノ」が気になった。

「タイタンの学校」から今後、第2の爆笑問題が誕生する可能性を感じるものとなった。理事長も務める太田光代氏は「お笑いだけじゃなく、エンターテインメントのさまざまな分野で活躍できる人もいる。この業界は人手不足なので、これがきっかけになるかもしれない。好きじゃないと続かないので意欲のある方に来ていただきたい」と話した。4月からは第2期がスタートする。