4月にHKT48を卒業する指原莉乃(26)が、アニメ映画「ONE PIECE STAMPEDE」(大塚隆史監督、8月9日公開)で、映画の舞台となる海賊万博を盛り上げる歌姫アンを演じることが25日、分かった。また原作漫画を97年の連載開始当初から愛読するユースケ・サンタマリア(48)が海賊万博の主催者ブエナ・フェスタを、南海キャンディーズ山里亮太(41)が名司会ドナルド・モデラートを演じる。

指原が小学生から親しむ「ONE PIECE」劇場版で、触れたものの幻を出す「ビジョビジョの実」の能力者で絶世の美女アンを演じる。「かわいくて、ちょっとセクシーな女の子なのでプレッシャーを感じています。練習してしっかり務めたい」と意気込んだ。劇中で描かれる海賊王ロジャーが残した宝の争奪戦には、「理想が高すぎるほど大好き」と公言する海賊トラファルガー・ローも登場するだけに「彼の出てくるエピソードは全部好き」と喜びもひとしおだ。

また「48歳になった今も楽しみ」と原作を愛するユースケが、アニメ放送20周年記念映画に満を持して出演する。「自分が参加することを想像したことがない。台本を読んでみたら僕のナレーションから始まって、かなりセリフの量もあって…怖くなってそこから読んでいません」と恐縮した。演じるブエナ・フェスタは、物語のカギを握る役どころだけに「今までに培ってきたスキル全てを武器にしないと(主人公の)ルフィたちに失礼」と、俳優人生をかけて臨む構えだ。

山里もユースケ同様、連載開始当初から原作を愛読しており「本当に夢がかなうってことあるんですね。ルフィたちと、ついに会話が出来ると。全身全霊、全力でやらせていただきます」と意気込んだ。