俳優玉木宏(39)が12日、都内で、主演するテレビ東京系ドラマ「スパイラル-町工場の奇跡」(15日スタート、月曜午後10時)の会見に共演の貫地谷しほり、戸塚純貴、真島秀和、真矢ミキ、国村隼、原作者の真山仁氏と出席した。倒産危機に陥った町工場を銀行マンから転身した企業再生家が再建する物語。

玉木は「地に足の着いた希望を持てるような作品」とPRすると、現場の雰囲気などを紹介。「貫地谷さんは正直な人で、目に見えたこと、思ったことをすぐに口に出す。その一言で現場が明るくなっています」と語った。貫地谷から「最近、はやっていることがある」と促されると、玉木は「けん玉」と紹介。戸塚が現場に持ってきたらブームが起こり、玉木がはまったようで「マイけん玉。ネットで買いました。昨日、届きました。撮影以外のことで盛り上がっています」と語った。

一方、外資系ファンドの社長を演じるため、22年ぶりに髪形をショートにしたという真矢は「気合です。この役、この作品にかける気合、気合」と髪を切った理由を語った。レギュラーを務める他局の情報番組のイメージが強いことも考慮したようだ。また「当時(宝塚歌劇団時代)、髪を切ったら脚を開くというところが自分にありましたが、今は大丈夫なようです」と語った。