HKT48の元メンバーで、現在は実業家としても活躍するタレント菅本裕子(24)が、SNSで誹謗(ひぼう)中傷された被害を訴えても批判的な声が寄せられる現状を嘆き、「被害者が声を上げるのが悪な訳ない」との思いをつづった。

菅本は26日、ツイッターを更新。「ただただ心ない、人を傷つけるコメントをSNSで送ってくる人は、それは相手に刃物を向け突き立ててるのと同じだよ、無意識かもだけど。と発信すると、同情を買いたいの?インフルエンサーが晒すのは酷い!と言われてます まあ、少数だけど!」と現状を明かし、「私も人間で、普通に傷つくよ 140文字じゃ伝えられない」と心境をつづった。

「痴漢された人に『痴漢です!と多くの人がいる電車の中で大声で叫ぶのは、痴漢した人がかわいそう!スルーすればいいじゃん!』と言ってるようなものだよ」とたとえ、「SNSの世界のみ、被害者が声を上げるのは悪!となっている風潮は、おかしいなと思います」と疑問を呈した。

続けて「ファンだからと言って人を傷つけて良いわけがない。そんなのは、完全にDVなんです。言葉のDV。現実世界も、SNSも同じなんだよ 相手は、人。感情を持った、人。言葉の暴力をしていい訳ない。被害者が声を上げるのが悪な訳ない」と訴え、「相手は無意識かも知れない。だから、気付いて欲しいんです」と呼びかけた。