米歌手レディー・ガガ(33)が6日、米ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催されたファッション界の祭典メット・ガラのレッドカーペットに登場し、衣装をどんどん脱いで最後はランジェリー姿となる七変化のパフォーマンスを披露した。

今年で71回目を迎えたメット・ガラで3度目となるホスト役を務めたガガは、黒い傘を差した男性を引き連れて華やかなピンク色のボリュームたっぷりのドレス姿で登場。途中で腰のリボンをほどくと、今度は黒のベアトップ・ドレスに変身し、傘を手にメリー・ポピンズのようなポーズで集まった報道陣を楽しませた。さらにこのドレスも脱ぎすて、ピンクのタイトなロングドレス姿に早変わり。最後は黒のブラとパンティに網タイツというランジェリー姿になり、カメラマンたちをくぎ付けにした。

今年のテーマ「大げさ」や「芝居がかったもの」などを意味する「キャンプ」をガガ流で表現した圧巻のパフォーマンスは、シャンデリアをつり下げたドレス姿の歌手ケイティ・ペリーや自身の首を手にする俳優ジャレッド・レトら奇抜なファッションに身を包んだセレブたちの中でもひときわ注目を浴びていた。(ロサンゼルス=千歳香奈子)