女優広瀬すず(20)が、ヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8時)の16日に放送された第40回の平均視聴率が22・4%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第15回の23・6%。

同ドラマは、戦争で両親を亡くし、父の戦友の養女として引き取られたヒロイン奥原なつ(広瀬すず)が、北海道を舞台に、亡き父の戦友の柴田剛男(藤木直人)と妻富士子(松嶋菜々子)、柴田夫妻の父泰樹(草刈正雄)に育てられ、豊かな想像力と開拓者精神を生かし、アニメーターを目指す姿を描く。脚本家の大森寿美男氏のオリジナル作品。元AKB48で女優の渡辺麻友、井浦新、染谷将太、伊原六花、小手伸也らが朝ドラ初出演。ほかに貫地谷しほり、中川大志、麒麟の川島明、木下ほうか、角野卓造が出演する。また、語り(ナレーション)をなつの父親という設定で内村光良が担当する。

あらすじは、泰樹は雪月を訪れる。とよ(高畑淳子)に、東京に出る雪次郎(山田裕貴)と一緒に、なつも連れて行ってくれと頼む。

一方、天陽(吉沢亮)はなつが「いつかこの土地からいなくなる、それが自然だと思う」と照男(清原翔)に明かす。

富士子は泰樹に、なつが東京に行きたいのは本当の家族のこととは別に、「したいことがあるのかも」と言う。

泰樹はなつに「雪次郎と一緒に東京に行け。いつでも戻って来い。お前の用事を済ませてこい。東京で幸せになるなら、それも親孝行だ」と温かい言葉をかける。