関東信越厚生局麻薬取締部に大麻取締法違反（所持）で逮捕された元KAT－TUN田口淳之介容疑者（33）と女優小嶺麗奈容疑者（38）が23日、留置先の警視庁東京湾岸署から東京地検に送検された。

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田口容疑者に対しては昨年の段階で、大麻など薬物使用を疑う声が一部で出ていたという。16年にKAT－TUNを脱退しジャニーズ事務所を退所。17年2月、大手レコード会社ユニバーサルミュージックとアーティスト契約を結び、同4月メジャーデビューした。同9月にはアルバムを発売したが18年11月、同社との契約を終了していた。

契約期間がわずか約1年9カ月で終わった件について音楽関係者は「CD販売などの結果が伴わなかったので（同社が）契約を更新しなかっただけ」と指摘。一方、別の芸能関係者は「昨年の時点で田口容疑者の様子や私生活から、薬物使用を疑う人は複数いた。契約終了の背景には、そうした事情もあったのでは」と推察した。ただユニバーサル広報では「個別の契約についてはコメントしません」としている。2人を逮捕した関東信越厚生局麻薬取締部では、自宅内の状況などから、常習的に大麻を使用していた可能性が高いとみている。