熱海五郎一座公演「翔べないスペースマンと危険なシナリオ~ギャグマゲドンmission~」が31日、東京・新橋演舞場で初日を迎えた。

04年に伊東四朗を座長とする「伊東四朗一座」として旗揚げされ、06年からは三宅裕司(68)が座長を務めて「熱海-」に。14年に新橋演舞場に進出して6年目だ。

今年は高島礼子(54)と橋本マナミ(34)をダブルヒロインに迎えて、巨大隕石(いんせき)との激突から地球を救うため宇宙を目指す物語。出演者全員がほぼ出ずっぱりで、激しいアクションも披露する。

Take2の相方、深沢邦之(52)とダブルキャストで出演する東貴博(49)は「令和になったからといって、何も変わりませんよ。だけど、こんなに本格的なアクションをやるとは思いませんでした」と笑顔。5月31日は88年に亡くなった、父親のコメディアン東八郎さん(享年52)の誕生日。八郎さんの伝説的な赤胴鈴之助のギャグを披露する場面もあった。東は「生きていれば、83歳になっていました」としみじみと振り返った。

他に渡辺正行、ラサール石井、小倉久寛、春風亭昇太ら。6月26日まで。