女優の蒼井優(33)と結婚した南海キャンディーズの山里亮太(42)が、ラジオリスナーに涙ながらに感謝の言葉を述べた。

山里は5日深夜放送のTBSラジオ「山里亮太の不毛な議論」に生出演し、あらためて蒼井との結婚をリスナーに報告した。

番組の終盤、「実は僕、結婚はすごく悩んでいて。というのも、ラジオで(幸せとは)逆の人生の話をしていて、そういう(幸せな)人たちをねたんで来ていて、幸せになることがあんまり良くないかなと思って。幸せになったら、リスナーのみんなが俺のラジオなんか聞く意味なくなって、楽しくなくなるかなとずっと思ってて、だから結婚することが怖くて……」と語り出し、おえつをもらした。

しかし、リスナーが開いた飲食店を訪ねた際、そのリスナーに「いつかこういう所で、誰か好きな人できて連れてきたら、俺が幸せだったら『裏切られた』ってなるもんなぁ」と切り出すと、「いや、ボス(山里)。僕らはみんな、ボスが幸せになる日に『おめでとう』という準備ができてます。僕らはべつに、ボスの不幸だけでラジオを聞いてるわけじゃないんで、気にしないで、好きな人ができたら自分のところに来て、飯食ってください」と言われたことを、声を震わせながら語った。

「自分は、人に対しての恨みつらみとか、そういうのでしか笑いが取れないんじゃないかっていう恐怖みたいなのがあった」という山里だが、そうしたリスナーたちの言葉に「おかげで、好きな人が出来た時に、結婚しようという選択肢ができました。本当に、みなさんのおかげでいろんな夢がかなっています」と感謝。「もっともっと精進しますんで、これからもみなさん、よろしくお願いします」と呼びかけた。